学校や公共施設の入り口、おばあちゃんの家の玄関前で見かけるたわし状の玄関マットは通称「たわしマット」と呼ばれています。
「たわしマット」は玄関に入る前に靴の底を掃除して、玄関に泥やホコリを持ち込まない役目があります。
この「たわしマット」は、「タンポポマット」という名前なのはご存知でしょうか。
今回は、「タンポポマット」の歴史や由来とどこで買えるのかを調べてみました。
タンポポマットの由来や歴史は?
「たわしマット」の正式名称は、「タンポポマット」なのですがなぜなのでしょうか。
「タンポポマット」名前の由来は?
こちらが「たわしマット」と呼ばれている「タンポポマット」です。
マット表面の茶色やピンク、緑の部分は、間違いなくタワシに見えてしまいます。
だから「たわしマット」と誰もが連想するのは無理のない話。
しかし、商品名は「タンポポマット」なので、つい由来を聞きたくなりますよね。
実は、たんぽぽの由来はデザインからではないんです! 『日本中の道端にきれいな花を咲かせるタンポポのように日本各地で愛され、花開くように』 という願いを込めてタンポポマットと名付けております(`・ω・´)ゞ
引用元:テラモト【公式】環境美化用品メーカー
「タンポポマット」という名前には、あちこちできれいに花開いてほしいという気持ちが込められたネーミングだったんですね。
タンポポみたいに広がってほしいという気持ちもあるのですね。
あのデザインがタンポポとは思いもしませんでした。
ピンクの色の部分が「タンポポの花」ではと推測しますが、ピンクのタンポポって?
野に咲く花なら、色はこちらに近い気もしますね。
あちこちで見かける「タンポポマット」です!
イエローバージョンのタンポポマットもあれば楽しそうです。
タンポポマットの歴史
では、タンポポマットの歴史はいつから始まったのでしょうか。
開発された背景は?
タンポポマットは昭和26年(1951年)に発売開始されました。
発売された時代は、第二次世界大戦終了から間もなくのこと。
その当時は、街の整備が整っておらず道路は土のままでした。
そんな時代ですが靴を履いたまま入れる洋風の建物が増え、靴の泥を落とすためにタンポポマットが開発されたのです。
開発した会社は?
「タンポポマット」を製造販売しているのは、環境美化用品手がけているを株式会社テラモト(昭和2年創業)です。
株式会社テラモトは、昭和の時代には日常生活で使うシュロを原材料としたホウキや敷物を作っていました。
主に清掃道具の製造販売をはじめ、現在も清掃用品・玄関マット・人工芝などを製造販売する専門の会社です。
タンポポマットはどこで買える?通販もある?
玄関に置いておくと、無意識に靴の泥を落としてしまうタンポポマットを買える場所を探してみました。
通販で取り扱いのある店舗
- 楽天市場
- アスクル
- コメリ
- Amazon.
- モノタロウ
- CAINZ-DASH
- DCMオンライン
- ヨドバシカメラ
上記の店舗のほかにも、株式会社テラモトでも通販をしています。
CAINZホームやDCM、コーナンなどのホームセンター系列の店舗だと見つけやすいかもしれません。
あと、昔ながらの生活雑貨のお店があれば覗いてみるといいかもしれません
タンポポマットの由来や歴史やどこで買えるかまとめ
今回は「たわしマット」だと思い込んでいた「タンポポマット」の由来や歴史、どこで買えるかをご紹介しました。
「たわしマット」は「タンポポマット」のあだ名でした。
名前の由来は、広く日本にタンポポのように根付いてほしいという願いが込められたネーミングです。
その通りで、あちこちでみかけます。
また、通販での取り扱いも多くサイズも選べます。
実店舗では、ホームセンター系列のお店だと買える確率が上がりそうなので、店舗で確認してみてくださいね。
シンプルで使いやすいタンポポマットで今日もきれいにしましょう!