将棋の大橋貴洸六段(おおはし たかひろ)2022年5月6日に行われた、第70期王座戦挑戦者決定トーナメントで藤井聡太竜王と対戦し勝って駒を進めました。
この決定トーナメントの最終戦では勝ち進めなかったものの、大橋貴洸六段は藤井聡太竜王と対戦して4回勝利しています。
大橋貴洸六段は、その名前から将棋界で注目される存在でもあるようです。
今回は、棋士大橋貴洸(おおはし たかひろ)六段の強さに注目していきます。
- 大橋貴洸六段が強い理由/対局結果
- 大橋貴洸六段が強い理由/プロフィールや経歴
大橋貴洸六段が強い!今までの対局結果は
ここからは、大橋貴洸六段の対局結果をご紹介します。
年度別成績
- 2022年 21勝3敗 (87%)
- 2021年 20勝13敗 (60%)
- 2020年 22勝12敗 (64%)
2022年は(2022年8月現在)わずか3敗です。
対局数は、すでに2020年・2021年の平均数なので勝率が高くなっています。
2022年も半分以上過ぎたので、このまま勝率を伸ばしていってほしいですね。
藤井聡太竜王に4勝している
大橋貴洸(おおはし たかひろ)六段は、藤井聡太竜王に4勝しているので「藤井聡太キラー」として一躍注目を集めています。
「王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦」で藤井聡太竜王に勝ちました。
午後10時前、大橋六段が129手を指したところで、藤井五冠が投了。
この瞬間、藤井五冠が年内に六冠を達成する可能性がなくなりました。
引用元:メ~テレ
この勝利で藤井聡太竜王の年内六冠を阻止する形になったのです。
大橋貴洸六段は、今までの公式戦で3回藤井聡太竜王に勝利しており、この4勝目はさらに大きな意味を持ちました。
現在の「六段」という肩書は、その実力に追いついていないものと思われます。
大橋六段が今期、一気に王座にまで駆け上がったところで、なんら不思議はないでしょう。
引用元:yahoo!
もはや、実力は折り紙付きとなった大橋貴洸六段。
次の段階へ上がるのも時間の問題かもしれません。
新しい展開が期待できます。
大橋貴洸六段のプロフィールや経歴
ここからは、大橋貴洸六段のプロフィールや経歴をご紹介します。
大橋貴洸六段のプロフィール
氏名 | 大橋貴洸(おおはしたかひろ) |
生年月日 | 1992年9月22日(29歳) |
出生地 | 和歌山県 |
プロ入り年月日 | 2016年10月1日(24歳) |
所属 | 日本将棋連盟(関西) |
師匠 | 所司和晴七段 |
段位 | 六段 |
大橋貴洸六段は和歌山県で生まれましたが、幼稚園入園前に東京に引っ越しました。
将棋は、大橋六段の父とともに始めました。
八王子将棋クラブで学んだので、もしかして八王子市在住だった可能性もあります。
こちらは現在閉鎖されています。
ここで、小学5年生の頃にはアマ5段になり、以後アマチュアの大会に出場していました。
大橋貴洸六段の経歴
ここからは、大橋貴洸六段の経歴をご紹介します。
まずはアマチュア時代です。
2006年9月 | 研修会A2から奨励会に編入会 | |
2010年下期 | 第48回三段リーグ戦 | 負け越し |
2012年 | 関東奨励会所属から関西奨励会に移籍(2022年現在) | |
2013年上期 | 第53回三段リーグ戦 | 10勝8敗勝ち越し |
2013年下期 | 第54回三段リーグ戦 | 13勝5敗 |
2014年上期 | 第55回三段リーグ戦 | 11勝7敗 |
2015年 | 関西奨励会トーナメント | 準優勝 |
2015年 | 新人王戦 | 準優勝 |
2015年下期 | 第58回三段リーグ戦 | 12勝6敗 |
2016年上期 | 第59回三段リーグ戦 | 12勝6敗 昇段 |
プロ入り後は、016年10月1日付で四段昇段し、2018年8月19日、第3回YAMADAチャレンジ杯で優勝、2018年10月20日、第8期加古川青流戦で優勝、2019年7月31日、第61期王位戦予選で勝ち五段に昇段しています。
プロ入り後は着実に力をつけ、昇段昇級を決めている大橋貴洸六段です。
大橋貴洸六段のスーツは好きな色?
大橋貴洸六段が登場すると目を引くのが、色鮮やかなスーツです。
鮮やかな原色に近い色のスーツなので、存在感が際立ちます。
顔映りもよいですね。
勝負の時は、紺色のスーツや灰色の着物を着用する棋士の方が多いのですが、このスーツならば一度で大橋貴洸六段とインプットしてしまいます。
このスーツのカラーセレクトは、大橋貴洸六段の好きな色のようです。
鮮やかな色だと、気持ちの切り替えができるのかもしれませんね。
大橋貴洸六段の強さや対局結果プロフィールや経歴まとめ
今回は、大橋貴洸六段の強さや対局結果プロフィールや経歴をご紹介しました。
大橋貴洸六段は藤井聡太竜王と同期です。
今まで4回も藤井聡太竜王に勝ってきたので「真・藤井キラー」とささやかれてきました。
しかしそれも、大橋貴洸六段の実力があってのこと。
実力もあり、勝負強い大橋貴洸六段のこれからの活躍が楽しみです。
スーツのカラーバリエも増えるのか、そちらも気になります。