小石川植物園は日本最古の植物園です。
江戸時代に徳川幕府が設立した「小石川御薬園」がその始まりで、現在は東京大学の附属施設として植物学の研究・教育の場となっています。
国の史跡および名勝にも指定されており、園内には由緒ある植物や遺構が多く残されています。
朝ドラ「らんまん」の舞台のひとつにもなっているので、どんな植物園なのか気になりますよね。
大学附属の植物園だけに、珍しい植物もありそうです!
今回は、小石川植物園のアクセスや料金、駐車場や周辺の見所などをご紹介します。
小石川植物園は日本最古の植物園?

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小石川植物園は、東京都文京区にある東京大学大学院理学系研究科附属植物園です。
この植物園は、日本最古の植物園として知られており、江戸時代に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がその前身です。
現在は、約4000種の植物を展示するとともに、植物学の研究・教育の場としても活用されています。
小石川薬園の誕生
引用元:小石川植物園前史
小石川御殿の敷地内に移された薬園は、小石川薬園とか白山官園と呼ばれた。当初は一万四千坪であったのが、正徳三(一七一三)年に屋敷が廃されたため、二千八百余坪に激減している。
小石川薬園の初代管理は、医師であった木下道円である。彼は切米三百石を給仕され、薬園に接した氷川明神坂上に約三百八十坪の屋敷と、松平対馬守上げ地内に薬草を精製するための御薬種植場、約三百坪を給された。道円の待遇は後の管理に比べ破格な優遇である。薬草園の園長が医師というのは決して異常ではない。道円は医師として著名であったらしく、『増訂武江年表』享保元(一七一六)年の項に、「儒師木下道円卒す(名元高、号菊所、麻布善福寺に葬す)」、との記事が掲げられているほどである。道円は実際に患者を診察し治療を行なう医師であり、薬草のもとになる植物についての業績は何も知られていない。
また、国の史跡および名勝に指定されており、歴史的・文化的な価値も高い施設です。
東京大学大学院理学系研究科附属植物園は、日光にも分園がありますよ!
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こちらにもぜひ足を運んでみたいですね。
小石川植物園の特徴的な植物は?
小石川植物園は約4000種の植物を展示しています。
たくさん種類がありすぎて、どれから見ればいい??
小石川植物園には、歴史的にも興味深い植物がたくさんあります。
例えば、
- ニュートンのリンゴやメンデルのブドウと呼ばれる分株
- 青木昆陽によるサツマイモの試作
- ヒゼンマユミ(牧野植物同好会イチオシ)
- 牧野富太郎らによって命名された「ヤマトグサ」の標本
などが挙げられます。

「ヤマトグサ」は、植物園本館の保管庫に標本が残っていますよ。
牧野植物同好会では、研究会や会報「makino」もありますので、より詳しい植物情報がわかります。
小石川植物園の開園時間や料金は?
小石川植物園の開園時間や入園料をまとめてみました。
利用案内
開園期間 | 1月4日~12月28日 |
休園日 | 月曜 ・月曜が祝日の場合はその翌日 ・月曜から連休の場合は最後の祝日の翌日が休園日 |
開園時間 | 午前9時~午後4時30分(入園午後4時まで) |
温室 午前10時~午後3時 | |
柴田記念館 午前10時30分~午後4時 | |
所在地 | 〒112-0001 東京都文京区白山3丁目7番1号 |
利用規約 | 東京大学大学院理学系研究科附属植物園利用規則 > |
入園料
個人 | |
---|---|
大人 (高校生以上) | 1回ごと入園料 500円 |
年間利用料 ※1 2,500円 | |
小人 (中学生、小学生) | 150円 |
団体 | |
---|---|
諸学校 学生生徒児童の団体 20名以上の団体で当該学校の教員が引率するもの ※2 | 大学生・短大生・高校生 300円 |
中学生・小学生 120円 | |
一般団体 20名以上の団体で附属植物園園長が適当と認める責任者が引率するもの | 350円 |
引用:利用案内
個人利用と団体利用では料金が違いますのでご注意ください!
小石川植物園へのアクセスは?
小石川植物園へのアクセスは、電車とバスで行く方法があります。
それぞれご紹介しますね。
小石川植物園へ電車で行く
小石川植物園での電車ルートは複数あります。
その中で、約30分で現地に着く路線は、都営三田線と丸の内線池袋行です。
都営三田線西高島平行→白山駅下車→徒歩約12分・950m
このルートだと、駅からの歩く距離がやや少なくて済みます。
それでも1kmほどあります。
白山駅からタクシーもありますので、歩くのが大変な場合には検討してみて下さい。
丸の内線池袋行→茗荷谷駅→徒歩約17分・1.4km
こちらの電車のルートは、都営三田線とほぼ並行しています。
しかし茗荷谷駅から1.4kmあり、荷物が多い場合やベビーカーで歩くのは大変です。
こちらも、駅からタクシーを使うのもありですね。
小石川植物園 駐車場
小石川植物園には駐車場はないので、近隣の有料駐車場を利用になります。
近場の駐車場
近場の駐車場
- 三井のリパーク白山2丁目駐車場
- エコロパーク小石川第1駐車場
- 三井のリパーク白山4丁目第2駐車場
- Peasy ザ・パーク千石駐車場
- 三井のリパーク 大塚3丁目第2駐車場
以上の駐車場は、小石川植物園に近接しています。
小石川植物園周辺の観光スポット
小石川植物園の周辺には、他にも観光スポットがたくさんあります。
東京ドームシティ


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東京ドームシティは、遊園地や水族館、ショッピングモールなどがある複合施設です。
ここでは、家族や友達と一日中楽しむことができます。
湯島天神
湯島天神は、学問の神様として有名な神社です。
受験生や学生が多く訪れる場所で、合格祈願の絵馬がたくさん飾られています。
湯島聖堂




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湯島聖堂は、江戸時代に儒学者として活躍した林羅山によって建てられました。
彼は、上野忍ヶ岡に孔子廟を建てましたが、後に徳川綱吉によって湯島に移されました。
そこで、昌平坂学問所という学校も開かれました。
孔子廟は大成殿と呼ばれ、土日祝日には見学できます。
小石川植物園周辺は、自然と文化とエンターテイメントが混ざり合う魅力的なエリアです。
植物園だけでなく、楽しめるスポットにも出かけてみたいですね。
小石川植物園まとめ
小石川植物園の周辺には、小石川後楽園や東京ドームシティなどの観光スポットがありますので、ぜひ足を伸ばしてみてください。
まとめると、小石川植物園は、都心にありながら自然豊かな植物園で、歴史や文化も感じられる場所です。
開花情報やイベント情報などは公式サイトで確認できますよ。
小石川植物園は、日本最古の植物園で、都心にありながら自然が豊かで歴史や文化も感じられます。
約4000種類の植物が栽培されており、四季折々の花や木々を楽しむことができます。
また、江戸時代に建てられた歴史的な建造物や池も見どころの一つです。
小石川植物園へのアクセスは、都営三田線白山駅から徒歩約12分、JR中央線・総武線の水道橋駅から徒歩約10分、東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅から徒歩約15分です。
入園料は高校生以上は500円、中学生・小学生は150円です。
年間パスもありますので、お得に通いたい場合は検討してみて下さいね。かなりお得ですよ。
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。