2022年の富士山初冠雪が観測されました。(2022年9月30日観測)
富士山に雪の便りを聞くと、季節が一気に進んだ感があります。
雪が降るということは、富士山上空はもう冬の空気ですね。
地上にはまだ夏の空気が残っていますが、一気に秋めいてくるのが予想できます。
ところで、富士山初冠雪とはいつからいつまでが初冠雪といわれるのでしょうか。
今回は、富士山の初冠雪についての疑問を調べてみました。
富士山初冠雪はいつからいつまでに降った雪のことをいう?
ここからは、富士山初冠雪の基準をご紹介します。
富士山初冠雪はどんなふうになる?
2022年9月30日観測された富士山初冠雪。
初冠雪は、山梨県甲府地方気象台での観測結果がもとになります。
初冠雪の富士山の姿はどんな感じなのでしょうか。
富士山の頂上、火口付近に雪が降り白い輪が見えますね。
真上から見ると、白いドーナツのようにも見えます。
今はまだ気温も高いので、降った雪も多くはありません。
冠雪(かんせつ)の意味
かぶさるように降り積もった雪。また、雪がそのように積もること。
引用元:goo辞書
地上から富士山を見上げると、白い冠をかぶったようにもみえますね。
富士山初冠雪はいつからいつまでに降った雪のこと?
では、富士山に初冠雪が降ったとされる期間は、いつからいつまでの期間なのでしょうか。
初冠雪は、気象庁の「季節現象」用語です。
初冠雪
8月1日から翌年の7月31日までに山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えること。
引用元:気象庁
- 初雪
- 8月1日から翌年の7月31日までに初めて降る雪。みぞれでもよい。
引用元:気象庁
初冠雪の期間は8月1日から翌年の7月31日までです。
富士山初冠雪の見直しや取り消しもある?
気象観測の精度は素晴らしいものがありますが、自然現象なので「違ったかもしれない」というケースもありえます。
過去に、富士山初冠雪の見直しや取り消しをさあれたことはあるのでしょうか。
2021年のケース
2021年は、富士山初冠雪発表後に最高気温を更新したため取り消しとなりました。
富士山初冠雪確認日 | 取り消し日 | 理由 |
2021年9月7日 | 2021年9月20日 | 2021年9月20日 最高気温を更新 |
このようなケースは、異例でした。
富士山初冠雪発表は、2022年9月26日に改めて発表されました。
自然現象ですから、仕方がないのではないかなと思います!
平年は、9月30日ころに初冠雪の発表となるようです。
富士山初冠雪は、発表後も気温の変化などがあると見直しや取り消しがあります。
正確な情報を届けてくれていますね!
富士山初冠雪の期間や発表の見直しや取り消しもある?まとめ
今回は、富士山初冠雪の期間や発表の見直しや取り消しなどを調べてみました。
2022年9月30日に、富士山初冠雪が確認されたと発表がありました。
初冠雪の平年の発表時期は9月30日ころとなっています。
まさに、平年くらいの時期に発表となりました。
暑すぎもせず寒すぎもしないと、ちょっとほっとしますね。
また、2021年にはいちど発表された富士山初冠雪が見直しになり、改めて発表されています。
いろいろある初冠雪事情ですが、これで季節がすすみました。
雪化粧の富士山を楽しめる日ももうすぐです。